パリカフェツアー

パリ初のカフェ、プロコープにて
パリ初のカフェ、プロコープにて

 2011年11月、東京、西国分寺にあるカフェ、クルミドコーヒーの社員さんを中心としたパリ・カフェツアーを開催させていただきました。パリのカフェといえばかつて芸術家や文士たちが集い、新しい時代の幕開けとなった場所。実際に足を踏み入れることで見えてくるものはあるのだろうか?そして今のカフェは社会の中でどんな役割を果たしているのだろう?カフェと街との関係性とは?そして今後のお店のヒントも探れれば・・と、1週間ほどかけて現地のカフェ20軒以上を訪れました。

 

詳しくはブログにも記載しています。パリカフェツアーの様子

パリの歴史的カフェ

モンパルナスのカフェ、ドーム
モンパルナスのカフェ、ドーム

 カフェツアーでは、主にサン=ジェルマン・デ・プレ地区、モンパルナス地区を中心とした歴史的なカフェを巡りました。サン=ジェルマン・デ・プレでは1930年代から戦後にかけて栄えたドゥ・マゴとカフェ・ド・フロールに。また、昼食時には歴史の重みを感じさせる、パリのカフェ1号店のプロコープで舌鼓を打つことができました。モンパルナスではグループに分かれてドーム、クーポール、ロトンドを訪問。静かでゆったりとした時の流れるドームのテラスでは、その雰囲気のよさにうっとりしてしまう人が続出。この場所が一番印象的だったという人も。

現代のパリのカフェ巡り

毎週日曜朝に哲学カフェが開催されるバスチーユのカフェ・デ・ファール
毎週日曜朝に哲学カフェが開催されるバスチーユのカフェ・デ・ファール

歴史的なカフェを一通り見学した後は、現在のパリで愛されているカフェも巡ります。バスチーユ、マレ、オペルカンフ、サンマルタン運河周辺のカフェ。それから日曜朝に開催されているカフェ・デ・ファールの哲学カフェも必見です。朝早くから営業していて朝食がカフェでとれること、そして哲学カフェの議論の様子はツアー後のお店づくりにも活かされているようです。参加者達がツアーを振り返りながら話していたのはパリのカフェは店員さんとのコミュニケーションが多いということ。日本のカフェではマニュアル的な接客が多くなりがたちだけれど、パリはもっと自分の個性を活かして人間同士のふれ合いに近いコミュニケーションがあるという意見がありました。コミュニケーションがあるからこそあたたかみがあり、また通いたくなってしまう。それがパリのカフェらしさなのかもしれません。

日仏交流ソワレ

みんなで撮った集合写真
みんなで撮った集合写真

 2日目の夜には、パリで日仏交流会を開催している友人宅にて、日仏交流ソワレを開催。フランス人たちはそれぞれお菓子を持ち寄り、日本からやって来た私たちは鍋をつくるという企画。鍋にワインという一風変わった組み合わせでしたがどれもとても美味しかった!フランス人はこうしたイベントに慣れているとはいえ、日本からやってきたばかりの人たちと意見を交わす機会はあまりありません。日本人の参加者もフランス人に思いもよらない質問を投げかけられ、頭をフル回転させながら自分の意見を表明しようと奮闘していました。それでもなんとか自分の想いを伝えたいし理解したい!人間同士の一対一のコミュニケーション。よくあるツアーではなかなかできない経験だったと、かなり気に入ってくださった方もいます。

シャンパーニュメゾン見学

ポメリーでの試飲風景
ポメリーでの試飲風景

「せっかくだからパリだけじゃなく、どこか他にも行けたらなあ・・・」クルミドのスタッフさんとのそんな会話から、シャンパーニュ行きが誕生しました。シャンパーニュだったらパリからそんなに遠くないし楽しめる。そう思ってはみたものの、電車で行くには数々の難関が待ち構えておりました。(詳しくはブログをご覧ください)訪問したメゾンは、メルシエとポメリー。メルシエはより多くの人にシャンパーニュを味わってほしいという思いの強い企業で、さっぱりとしてどんな料理にも合いそうな飲みやすいシャンパーニュ。それに対して誇り高きポメリーは、フォワグラやしっかりとしたフレンチには合いそうですが、なかなかフランス的気高さが強すぎるようにも感じました。シャンパーニュで心地よく酔っぱらった一行は歌いながら街を闊歩したり、走ってみたり。ランスのおおらかな空気に囲まれて開放的な気分を味わうことができました。たまたま開催されていたランスのあたたかみ溢れるクリスマスマーケットも堪能できました。

料理研究家宅でフランス菓子づくり

次々とお菓子が焼かれていきます
次々とお菓子が焼かれていきます

パリカフェツアーでは、カフェを巡るだけでなく、フランスのお菓子づくりを学ぶ企画も開催。フランス人の美人料理研究家、ファリーダさんの自宅にて、マドレーヌ、タルト・タタン、ノワゼットのケーキ、ショコラ、牛乳のコンフィチュールづくりなどを一緒に体験させてもらいました。ただ作るだけでなく、マドレーヌやタルト・タタンなどに関するお話もしてもらいつつ、和気あいあいとみんなで盛りだくさんのお菓子を作り、そしてフランス風ティータイム。好奇心旺盛のファリーダは日本のことをどんどん質問。彼女はフランス語で、参加者は日本語で自分の思うことを話し、私は通訳。マドレーヌやタルト・タタンにとろけそうになりながら、フランスらしい議論が続く。日本ではなかなか経験できない形のティータイムだったと思います。ファリーダはこの数ヶ月後に料理の本を出版し、パリでかなりで評判になっているそう。ファリーダの本"Coup d'food de Farida"

パリカフェツアーに関するお問い合わせ、興味があるという方はお気軽に当ホームページのお問い合わせ欄からご連絡下さい。